鹿と車が衝突したらどうする?実際に事故を経験して分かった初動・警察・保険の確認ポイント

森林に忍ぶシカ アウトドア
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こんにちは、キャンペジニアです!

キャンプ場へ向かう山道で、実際に鹿と車が衝突する事故を経験しました。

野生動物との事故は突然です。鹿が道路へ飛び出してきた瞬間は、避ける余裕がほとんどありませんでした。事故後は「警察に連絡する?」「鹿が道路に残っていたら?」「車はそのまま走っていい?」「保険は使える?」と分からないことだらけです。

この記事では、私自身の経験をもとに、現在の公的な案内も確認しながら、鹿などの野生動物と車が衝突したときの初動を整理します。

※事故現場の状況はそれぞれ違います。人命と安全を最優先し、警察・道路管理者・保険会社・ロードサービスの指示に従ってください。

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最優先は「安全確保」。まず二次事故を防ぐ

交通事故で慌てているイメージ

鹿と衝突した直後は、車の損傷や鹿の状態が気になりますが、最初に考えるべきなのは自分・同乗者・後続車の安全です。

  1. 可能なら車を安全な場所へ移動する
  2. ハザードランプなどで後続車へ注意を促す
  3. けが人がいる場合は119番
  4. 事故として警察へ110番通報する
  5. 高速道路など危険な場所では、車内や車のすぐ横に留まらず、安全な場所へ避難する

特に高速道路では、停止車両の近くに立つこと自体が危険です。警察庁も、可能な限りガードレールの外側など安全な場所へ避難し、110番や非常電話で通報するよう案内しています。

事故情報は110番へ連絡する

国土交通省の道路緊急ダイヤル案内でも、事故情報は警察(110番)へ連絡するよう明記されています。

鹿との衝突でも、車が損傷したり道路上で事故が起きた場合は、自分だけで判断して立ち去らず、その場で警察へ連絡するのが基本です。

警察へ伝えられるよう、次の情報を確認しておくとスムーズです。

  • 道路名
  • 進行方向
  • 現在地・近くの施設名
  • 高速道路ならキロポスト
  • けが人の有無
  • 車が自走できるか
  • 鹿が道路上に残っているか

安全な場所から通報してください。

鹿が道路上に残っている場合は「#9910」も確認

森林にいる鹿

衝突した鹿や動物の死骸が道路上に残っていると、後続車が避けようとして二次事故になる可能性があります。

国土交通省の道路緊急ダイヤル「#9910」は、道路の穴、落下物、路面の汚れ、動物の死骸など「道路の異状」を受け付ける窓口です。全国共通で、電話は24時間受付・無料と案内されています。

現在はLINEによる道路異状通報にも対応しています。

国土交通省:道路緊急ダイヤル #9910

ただし、#9910は事故そのものを警察へ届ける代わりではありません。事故情報は110番、道路上に動物が残っているなど道路管理上の異状は#9910、という形で考えると分かりやすいです。

鹿に近づいたり、無理に移動させたりしない

衝突後の鹿が生きている場合、けがや興奮で予測できない動きをする可能性があります。

「かわいそうだから道路脇へ移動させよう」と近づくのではなく、まず自分の安全を確保し、警察や道路管理者へ状況を伝えて指示を受けましょう。

道路上に出て写真を撮ったり、車の損傷確認に夢中になったりするのも危険です。記録が必要な場合も、周囲の安全を確保してから行ってください。

車が走れそうでも、損傷を軽く見ない

鹿との衝突では、見た目以上に車が損傷していることがあります。

バンパーやボンネットだけでなく、ライト、ラジエーター周辺、タイヤ周辺、各種センサーなどに影響が出ている可能性があります。

次のような状態なら、無理に走らずロードサービスやレッカーを検討してください。

  • 液体が漏れている
  • タイヤやホイール周辺に異常がある
  • ライトが大きく破損している
  • 異音・振動・警告灯が出ている
  • ボンネットや部品が走行中に外れそう
  • 視界を確保できない

判断に迷う場合は、加入している自動車保険の事故受付やロードサービスへ相談した方が安全です。

保険会社には早めに事故連絡を入れる

車両保険を使うかどうかをその場で決められなくても、事故が起きたこと自体は早めに保険会社へ連絡しておくと、その後の手続きを確認できます。

動物との衝突が車両保険の補償対象になるかどうかは、契約している保険会社・商品・車両保険のタイプ・契約条件によって確認が必要です。

例えば東京海上日動は、動物との衝突について、同社の「一般条件」または「エコノミー車両保険(自動車・乗用具等+A)」の契約では補償対象と案内しています。一方で、すべての保険契約にそのまま当てはまるわけではありません。

東京海上日動:動物と衝突した場合の車両保険FAQ

「保険を使うか」は修理見積もりを見てから比較する

自動車修理と保険料のイメージ

以前のこの記事では「修理は60万円ほど」「必ず○等級下がる」と固定的に書いていましたが、これは車種・損傷箇所・保険商品によって大きく変わるため削除しました。

実際には、次の4つを確認してから判断するのがおすすめです。

  1. 修理工場の見積金額
  2. 車両保険の免責金額
  3. 今回の事故が契約上どの事故区分になるか
  4. 保険を使った場合の翌年以降の保険料

保険会社に「今回保険を使った場合と、使わなかった場合の保険料差」を確認し、修理費とのバランスで決めると判断しやすくなります。

等級の扱いも事故内容・契約によって異なるため、ネットの記事だけで決めず、加入先に確認してください。

事故直後に記録しておくと役立つもの

安全を確保し、警察への連絡を済ませた後、可能な範囲で次を記録しておくと保険会社や修理工場への説明がしやすくなります。

  • 事故日時
  • 事故場所
  • 道路状況・天候
  • 車の損傷箇所
  • 警察へ連絡した時刻
  • 事故受付番号など案内された情報

写真を撮る場合は、道路に不用意に出ず、安全な場所から行ってください。

山道で鹿との衝突を避けるために意識したいこと

私が事故を経験して以降、山道では以前よりかなり慎重に運転するようになりました。

  • 「動物注意」の標識がある区間は速度を控える
  • 見通しの悪いカーブでは飛び出しを想定する
  • 夕方・夜間・早朝は特に余裕を持つ
  • 1頭見えたあとも、続けて別の個体が出る可能性を考える
  • 到着を急いで無理に速度を上げない

鹿の行動を完全に予測することはできません。「急に出てくるかもしれない」と考え、止まれる余裕を持つことが一番現実的な対策だと思います。

鹿と衝突したときの初動チェックリスト

  1. 安全な場所へ停止・避難
  2. けが人がいれば119番
  3. 事故として110番へ連絡
  4. 道路上に動物が残るなど道路異状があれば#9910も確認
  5. 鹿へ不用意に近づかない
  6. 車の損傷を確認し、危険なら自走しない
  7. 保険会社・ロードサービスへ連絡
  8. 安全な範囲で事故状況を記録

まとめ

鹿との衝突事故を実際に経験して一番感じたのは、事故直後に冷静な判断をするのは想像以上に難しいということです。

だからこそ、「まず安全確保 → 110番 → 必要なら#9910 → 保険会社・ロードサービス」という流れだけでも事前に知っておくと違います。

キャンプやドライブで山間部へ行く機会が多い方は、道路緊急ダイヤル#9910も覚えておくと役立ちます。

そして、保険の補償範囲や等級の扱いは契約ごとに異なります。事故後に困らないよう、普段から自分の車両保険とロードサービスの内容を一度確認しておくのがおすすめです。

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